ビットコイン(BTC)が米大統領選挙後、連日最高値を更新している。

12日午前10時55分、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコイン価格は前日同時間より8.84%上昇した8万8583ドルだ。同日午前、一時8万9000ドルを超え、9万ドル(約1385万円)突破を目前にしていた。

ビットコインは、ドナルド・トランプ前大統領が第47代米国大統領に当選して以降、投資資産としてより大きな人気を集めている。

これを示す代表的な指標が現物上場指数ファンド(ETF)だ。米国のビットコイン現物ETFは、大統領選挙後の6日(現地時間)からずっと「純流入」を記録している。ETFから出て行く資金より入ってくる資金が多いという意味だ。

クリプトクォント(CryptoQuant)の寄稿者であるBurak Kesmeciは、「米国大統領選挙終了後、コインベースプレミアム指数がプラスに転換した」とし、米国でビットコインに資金が集まっていると明らかにした。

コインベースプレミアムは、コインベースとバイナンスで取引されるビットコイン価格の差を示す指標で、コインベースプレミアムがプラスの場合、米国投資家の需要が高いことを意味する。コインベースが米国最大の暗号資産取引所だからだ。

続いて、「トランプ当選により暗号資産に対する不確実性が解消され、米国投資家がビットコインに集まっていることを示している」とし、「大統領選挙の翌日、ビットコイン現物ETFで記録的な取引量が発生し、ブラックロックのETFであるIBITだけで25億ドルに達する取引量が集計された。米国の投資家が現物取引だけでなく、現物ETFにも関心を注いでいるという意味だ」と強調した。

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