項目別指数は、マクロ経済体感指数、コスト指数、労働力指数、投入指数、利益指数が下落から上昇に転じた。総合経営指数、資金指数が横ばいから上昇に転じ、市場指数が引き続き上昇した。中小企業の生産経営が改善され、景気水準が回復していることが分かる。項目別指数全体が上昇したのはことし3月以降で2回目となる。
業種別では、工業指数が前月に続いて上昇傾向を維持し、建設業、交通運輸業、不動産業、社会サービス業、宿泊飲食業が下落から上昇に転じた。卸売小売業、情報伝達ソフトウェア業が上昇から下落に転じた。全体的にみると業界は回復傾向にある。
同協会の調査によると、国民経済8大業種のうち6業種の市場指数が上昇した。その中で社会サービス業が前月比1.0ポイント、不動産業が同0.7ポイント、交通運輸業が同0.6ポイント、それぞれ大幅に上昇した。
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