ソウル北部地裁は13日、タルンイ27台を河川に投げて破損させた疑いで裁判にかけられたA容疑者(21)に懲役1年と罰金10万ウォン(約11万円)を言い渡した。
A容疑者は6月9日と12日、ソウル・ソンブク(城北)区でタルンイ27台を3回にわたって河川に投げた疑いを受けている。当時、ソンブクチョン(城北川)に投げ捨てられたタルンイの一部は、本体フレームと前輪が完全に分離した状態で発見された。
警察は「橋の下にタルンイが数台捨てられている」という通報を受けて近隣の防犯カメラを分析し、A容疑者がタルンイを順番に河川と散歩道側に投げ捨てる姿を確認した。警察による調査の結果、A容疑者は家庭不和と交友関係の問題から始まった怒りを抑える方法が見つからず、タルンイを投げ捨てたことが分かった。
裁判所はA容疑者がタルンイを破損したことのほかに、昨年10月に別の犯行を犯し、ことし4月にスウォン(水原)地裁で懲役刑の執行猶予を宣告されて控訴審が進行中である点、タルンイに火をつけるなどの財物損壊の疑いで罰金刑の処分を受けた点を挙げて、「執行猶予よりは実刑が適切だと判断した」と量刑理由について明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99