14日キョンブク(慶北)警察庁はソ容疑者の身元情報を公開することに決定したと明らかにした。警察はきのう実施した身元情報公開審議委員会の結果をもとにきょう午前9時からソ容疑者の氏名と年齢、顔写真を慶北警察庁ホームページに30日間公開することにした。
ソ容疑者の身元情報と関連した写真は13日午後に犯罪者人相着衣記録を目的に撮影されたマグショット(mugshot)だと警察は説明した。
ソ容疑者は今月8日、あらかじめ準備した刃物などを利用して元恋人のAさんを殺害し、その母親のBさんを殺害しようとし未遂に終わった容疑を持たれている。ソ容疑者はAさんの母親が見ている前で犯行に及び、Aさんの母親もソ容疑者が振り回した凶器により腕や首などに重症を負ったと把握された。
ソ容疑者は知人の紹介でAさんに会い、ことし初めに交際を始めたが、4か月後に別れを告げられた。ソ容疑者はAさんと別れた後、Aさんの居住地や職場などに持続的に押し掛け、Aさんは7月から警察に「ソ容疑者からストーカー行為をされている」という趣旨の被害通報を3回していたことが確認された。
身元情報公開審議委員会は母親の前でAさんが殺害された犯罪の残忍性、被害の重大性、ソ容疑者の自白など人的・物的証拠の十分な確保、ストーカー犯罪予防効果などを考慮し、身元情報の公開を議決した。
慶北警察が容疑者の身元を公開したのは2020年6月の「n番部屋事件」のムン・ヒョンウク受刑者と共犯のアン・スンジン受刑者以来4年ぶりとなる。
慶北警察庁の関係者は、「委員会の議決を反映し、法律に基づき身元情報の公開を決定した」と明らかにした。
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