【公演レポ】俳優キム・ジェヨン、6年ぶりに日本のファンと再会し隠していたかわいさ解禁?! ふれあい満載のイベントでファンもドキドキ
【公演レポ】俳優キム・ジェヨン、6年ぶりに日本のファンと再会し隠していたかわいさ解禁?! ふれあい満載のイベントでファンもドキドキ
ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」、「愛はビューティフル、人生はワンダフル」「月水金火木土」「あなたに似た人」など、さまざまな話題作に出演し、韓国のみならず日本でも大人気のキム・ジェヨン。そんな彼が、2024年11月1日、東京・Zepp HANEDAにて「2024 キム・ジェヨン ファンミーティング in 東京 ーFalling for Jaeyeongー」を開催し、日本のファンとの特別な時間を過ごした。
本記事では昼公演をレポートする。

キム・ジェヨン の最新ニュースまとめ

14時ぴったりに場内が暗転し、オープニング映像が流れると写真撮影をしているキム・ジェヨンの姿が映し出された。さまざまなポーズをしながら微笑む姿にファンが見入っていると、場内の雰囲気はこれから実際に会える喜びとわくわく感に包まれた。そして穏やかなピアノの音色が会場に響きわたり、「二人」を歌いながらキム・ジェヨンが登場! 彼がステージに登場した瞬間、会場はわっと色めき立った。ステージ中央の椅子に座って体を揺らしながら優しく歌い、その姿にファンもうっとり。「♪君と一緒に過ごすこの時間が僕には何よりも大切」と、久しぶりに会うファンとすてきな時間を過ごしたいという気持ちを歌に乗せて届け、深くお辞儀をすると会場から大きな拍手があがった。

司会者が登場し、最初のあいさつを求められると、キム・ジェヨンは「皆さんにお会いするのは本当に久しぶりで、前回来たのがいつだったのかなかなか思い出せないくらい久しぶりですが、日本でまたファンミーティングができて光栄に思っています。とても緊張していて、歌の練習をたくさんしたのですが、少し喉が枯れてしまい、完璧に歌いたかったのにちょっと残念なところがありました。皆さんに会えてうれしいです。皆さんと幸せな時間を作りたいと思います」と、再会の喜びを伝える。
歌ったことで緊張が少しほぐれたという彼だったが、マイクをくちもとに持っていくのを忘れるくらいまだまだ緊張している様子。そこで、ファンが彼を勇気づけるために「ファイティン!」、「かわいい!」と彼に声をかけると、「ありがとうございます。僕、可愛いですか?」と言って、両手で顔を包み込んで愛嬌を見せ、ファンのハートをキュンキュンさせていた。

2018年に大阪で行われたファンミーティングから、約6年ぶりのファンミーティングということで、前日は緊張してなかなか寝付けず、目が腫れて二重になっていたという彼。日本に来るまでは、ドラマの撮影が終わり、お休みしつつ、撮影で太ってしまった体を元に戻すためにダイエットをしながらファンミーティングの準備をして過ごしていたそうだ。

ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」について、彼は「パク・シネさんが悪魔の役を演じていて、内容は犯罪者がいた場合裁判にかけますが、なかなか現実ではいい判決を下すことが難しいこともあるので、ドラマの中では痛快な気持ちになるような、気持ちが軽くなるようなそんな結果を出してあげたいという思いで作られたドラマです。僕が演じているのは、ハン・ダオンという熱血刑事です。犯罪を犯した人たちを捕まえるのですが、ドラマの中では唯一人間です。さまざまな感情を持っていて、可愛いところもあるキャラクターです」と紹介。司会者に「可愛いキャラクターは素のままでいけたのでは?」と質問されると、会場からも拍手が湧き、彼は「そうなんです。僕は可愛いんですけど、それを隠そうと頑張っているんです」とにっこり。占い師でもある司会者に「永遠の少年。前世も来世も少年だそうです」と占い結果を伝えられると、キム・ジェヨンは「いい言葉ですね。僕もずっと少年のまま生きていきたいです(笑)」と答え、だいぶ緊張も少しほぐれたようだ。

ドラマの撮影で苦労したことを聞かれると、彼は「アクションシーンもあるのですが、実際に気絶してしまったことがありました。その時は油断をしていたので気絶してしまい、自分でもびっくりしたのですが、もう少し体を大事にしなければならないと思いました。ハン・ダウォンというキャラクターは、子供の頃に家族が殺人犯に殺されてしまい、それに対して復讐心を持っていたり、憎悪の気持ちを爆発させるシーンもあったりしました。そういうシーンを撮るときは僕自身もエキサイトして、撮影自体はとても難しくて大変でした」と振り返った。

ここからは、キム・ジェヨンをより深く知っていくための「ジェヨンの再発見OXクイズ」がスタート。2択のクイズを出し、キム・ジェヨンと同じ答えの人が最後まで残れば、プレゼントがもらえるというもの。最初の質問は、「今年、自分の出演作以外で感動した映画がある」という質問に、ファンがほぼマルを出すと、キム・ジェヨンはバツを出して、会場もどよめく。この結果に、キム・ジェヨンも「すみません」と日本語で謝り、練習問題として再度始めることに。

「実はあの作品、僕が演じたかったなと思う作品がある」という質問に、キム・ジェヨンはバツと回答。この質問でも、マルを出しているファンが多かったため、残念がる声が上がるが、キム・ジェヨンは「今年は自分以外の作品をあまり見ていなかったんです。なので、さっきの質問でもバツを出しました。皆さんもバツを出すと思ったのですがマルの方が多かったですね…」と申し訳なさそうに話していた。

「嫌いな食べ物が3つ以上ある」という質問には、バツを出した彼。彼は「3つ以上はありません。1つだけあるんです。ムスン(かいわれ大根)というユッケの上に乗っている緑の草のようなものなのですが、それ以外ならなんでも食べます」と明かした。

「K-POPグループ名を10個言える」という質問にマルと答えると、実際にグループ名をいうことに。余裕な感じで、「BTS、NewJeans、LE SSERAFIM、BIGBANG、TWICE…」と順調に答えていったが、突然悩み始めて「H.O.T…」と、韓国アイドル界第1世代のグループ名を出して、10個言えるかどうか危うい雰囲気に。しかし、続けて「g.o.d、東方神起、SHINee」と答えることができ、なんとか突破することができた。

さまざまなクイズが出題されていき、最後まで残った3名がステージへ上がり、キム・ジェヨンが出す質問にマルバツで答えて最後の一人に絞ることになった。キム・ジェヨンが考えた質問は「僕は体重が100キロ超えたことがある」というもの。入隊前の体重が100キロ超えだったことは、ファンならわかる質問だったため、3人ともマル。問題を出すのが難しいということで、準備されていた質問が出されると「1日3食は絶対食べます」という質問でも、3人ともバツと回答。これではらちがあがないと思った司会者が、答えの変更を誘導すると、それに乗った1人の勇気あるファンがマルに変更。しかし、キム・ジェヨンがバツを出すと、答えを変更したファンが、まるでコントのようにテンポ良く不満げな態度(冗談)を見せ、会場の笑いを誘う場面もあった。マルバツクイズを続けていき、最後まで残ったファンには、マグカップに名前とサインを入れてプレゼント。最後まで残れなかった2人が残念そうにしていると、参加賞ということで2人にも同じものがプレゼントされ、円満にQ&Aを終えることができた。

続いて、「ファンと一緒にLet’s play」というコーナー。一つ目のゲームは、抽選で当たったファンをステージに呼び、誰の手なのかをキム・ジェヨンが当てるというもの。当てる人の手を最初に握り、その感触を確かめると、キム・ジェヨンが目隠しをして5人の手を握っていく。にぎにぎと手の感触を思い出しながら、1番目の人は「違う」とすぐに答えられた彼だったが、2人目からわからなくなったようで悩み始める。そして悩んだ末に選んだのは1番。最初に「違う」と答えていたはずの1番を選んだことで会場が少しざわつくが、混乱中の彼に対して司会者が「本当に良いんですか? もう一回だけチャンスを与えます」とアシスト。彼が額の当たりにペーパーを押える形で目隠ししていたこともあり、悩みに悩んでいる心境と体勢がリンク。その姿にファンがほっこりしながら見守っていると、悩んだ末に「3番」と答えて大正解! 「みんなの手が小さ目で、僕は手が大きいからわかりにくかった」と話していた彼だったが、2人目で当てたことに、会場からも大きな拍手が送られた。

ファンと楽しむコーナーはまだまだ続き、「3つのお題を持っている人を探す」ゲームでは、キム・ジェヨンが客席に降りていくことも。客席内を行き来する彼がファンに近づくたびに悲鳴のような声が沸き起こっていた。時間が迫る中、客席内で立ち止まって悩んでしまう彼だったが、ファンはお題がなんなのかもわからずに手を振ってアピール。なんとか時間内に3人をステージに連れて行き、答え合わせをすることに。「1.キャラクター(ミッキーマウス)の小物を持っていそうな人」というお題では、「(服の色が)ミッキーマウスっぽかったから」という理由で選び、「2.東京以外に住んでいそうな人」というお題では、「僕と目が合ったので選びました(笑)」という理由で選んだものの、神奈川に住んでいることで正解。「3.運動をしていそうな人」というお題では、ウォーキングや筋トレをしているファンを連れてくることに成功。正解できたうれしさに、普段可愛さを隠しているという彼だったが、それを隠すことすら忘れて、ガッツポーズや両手を小刻みに動かして可愛く喜んでいた。
ファンと近くで触れ合うコーナーが続いたおかげで、彼は「緊張がほぐれました。いまとても楽しいです」と無邪気な笑顔を見せた。

イベント後半では、赤いニットに着替えて登場。「真っ赤な洋服が似合いますね」と司会者に言われると、彼はうなじを触って少し照れながらも「普段は黒色の服を着ています。僕は影のように生きていきたいと思っているので、普段は黒をよく着ています(笑)」とユニークに返し、すっかり緊張もほぐれたようだ。

キム・ジェヨンを深掘りしていくコーナーは続き、心理テストの時間も設けられた。
「果物のオレンジで思いつく知り合いは?」という質問に、彼は「僕の家のわんちゃん」と回答。「それはあなたと気の合う人です」という結果が出ると、最初に答えたことはなかったことにして、突然、彼が「あー、オレンジだとしたら、ファンの皆さんが浮かびます」と回答を変えてファンを喜ばせることも。

「絵本に描かれた魔女はどんな性格で、どんな魔法を使う?」という質問には、「外見は怖いけど、性格は優しくて、みんなを若くしてあげる魔法を使う」と回答。「魔女はあなた自身。魔女の性格はあなたの隠れた性格。魔法は願望」という結果に、「合っています。(日本語で)優しい」とうなずき、「若くいたい?」と司会者に言われると、「少年」と答えて会場を笑わせていた。

「自分のおでこにアルファベットのEを書いてください」では、相手にEという文字がわかるように書いた彼。「他人に見えるように書いたのは気配り上手、逆に書いた人は自己中」という結果に、彼は「僕は本当に優しくて気配り上手なんですね(笑)」とユーモアあふれる回答でファンを楽しませた。

「ジェヨンのもし…だったら」のコーナーでは、「もし1週間お休みがあったら?」という質問に、「沖縄旅行に行きたい」と回答。これまでに2回行ったことがあるという彼だが、沖縄に10日間くらい滞在していた時は、ほぼ旅館で過ごしたそうだ。彼は「旅行に行ったら、寝て、自然を見て、また休んで、食べてとか、そういうのが好きなんです。子供の頃はサーフィンをしたりしたけど、最近はしていません。(のんびりした)そういった旅行がすごくいいんじゃないかなと思います。居心地良く休めるので…」と彼なりの休日の過ごし方を話してくれた。

続いて「もし一気に10億ウォンを使わないといけないなら何に使う?」という質問には「家」と回答。彼は「最近日本の家を見に行ったことがあります。郊外に行くと手頃な値段もあるので、旅行とか度々日本に来ることがあれば、そこで過ごせばいいなって思ったことがあります」と、“もしも”ではなく現実でも考えていることに、ファンを驚かせていた。

「もし芸能の仕事以外にするなら?」という質問には、「料理。飲食店をやっているシェフです」と回答。食べることが好きだという彼だが、「料理学校にも通ったことがあるのですが、自分が作った料理を誰かに食べてもらっておいしいと言われたら幸せだと思います。子供の頃の夢がシェフでした」と明かした。パスタ全般は得意だと伝えると、「カルボナーラを作ってほしい」というファンからリクエストされる一幕もあった。また、時間があって凝った料理を作るとなったら、「トマトシチューを作ってあげたい」と話し、ファンの妄想を掻き立てた。

「無人島に1人連れて行くなら?」という質問には、「事務所の代表」と現実的な答えに会場から笑いが。理由について、彼は「僕の面倒を見てくれるじゃないですか」と答えるが、司会者に「無人島だから(見てくれるかどうかは)わからないですよ」と言われ、「だったら、愛する人がいればその人と」と答えを変える。すると、司会者に「一気にファン(愛する人)の皆さんが団体で行くことになりますね」と言われ、彼もその言葉に「そしたらすごく楽しそうですね!」と、目を輝かせていた。

「もし世の中にあるハリウッド映画やドラマに出演できるとしたら?」という質問には、「きみに読む物語」と回答。彼は「初恋に関するロマンスの物語にも出てみたいですし、その意味では『初恋』という作品も面白かったのでああいった役をやってみたいです」と、次回作への期待を高まらせた。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、イベントも終わりの時間へ。手紙を書いてきた彼は「6年ぶりに日本でファンミーティングを開催することになり、とても幸せで胸が躍りました。言葉では表せない感情がこみ上げてきました。僕のことを以前より応援してくださる皆さんとこうして近くで向き合って交流できることは本当に幸せで感慨深いです。旅行でよく訪れていた日本に、こうしてファンミーティングで皆さんと会えることが本当に夢のようです。皆さんとの出会いがうれしくて楽しくて幸せですが、一方では久しぶりのファンミーティングなのでミスをしてしまうのではないかという心配もありました。いつも応援してくれる皆さんのおかげで、今まで演技をすることができるパワーをいただけましたし、俳優としてやってくることができたのだと思います。こうして僕に会いにきてくれたみなさんに本当に感謝していることを伝えたいです。本当に会いたかったです。これからもたくさん会えるように一生懸命頑張ります。きょう一緒に過ごした時間は僕にとって大きなプレゼントになったと思います。皆さんも幸せな思い出になっていただけたらと思います。また会いましょう。いつもありがとうございます。愛しています」と、心のこもったメッセージを伝えた。

最後は、日本語の歌を準備してくれた彼。子供の頃から好きだったという「Mr.Children」の「Heavenly Kiss」をセレクトすると、マイクスタンドに両手を添えて、優しく歌い始める。彼の低めの声とスローなテンポが絶妙で、その心地良さにファンも引き込まれて聴き入っていた。

歌い終わると、「今日は貴重な時間を割いてファンミーティングに来てくださり、ありがとうございます。皆さん、愛しています」と伝え、頭の上で大きなハートを作ると、大きな拍手に包まれながらステージをあとにした。
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