ミョン氏と金氏は22年8月から23年11月まで、金氏が公認候補に選ばれるよう同氏の会計責任者を通じて約7600万ウォン(約840万円)をやりとりしたとして政治資金法違反の疑いが持たれている。
検察は、ミョン氏が他人名義の携帯電話を使用したり、義弟に自身の携帯電話を処分させたりするなど証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕の必要性を強調した。
ミョン氏側は前日に行われた逮捕状発付の是非を判断する令状審査に先立ち、国会議員補欠選の際に金氏が選挙費用を借り入れようとし、出入金を担当する会計責任者がミョン氏から6000万ウォンを借りたと説明。その後に金を返済されただけだとして疑惑を否定した。
令状審査に出席するため裁判所を訪れた金氏も、報道陣に対し「刀(金)が自分のものだからといって私が刺した(払った)ことになるのか」と述べ、容疑を否認した。
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