ステーブルコイン発行会社テザー(Tether)が、実物資産トークン化プラットフォームを公開した。

14日(現地時間)、テザーは企業、資産管理者、国家が実際の金融商品に対するデジタル資産トークンを発行して管理することができる実物資産トークン化プラットフォームハドロン(Hadron)を公開した。

テザーによると、ユーザーはプラットフォーム上で株式、債券、ステーブルコイン、ロイヤルティポイント、その他の実世界の資産をトークン化することができ、強力な顧客確認(KYC)およびマネーロンダリング防止(AML)コントロールも備えている。

テザーのCEOであるパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)は、「従来の金融機関は常に市民に不透明な閉鎖的なエコシステムを推進してきたが、テザーのハドロンは、より包括的な未来を構築するという私たちのコミットメントを強化するものである」と述べた。

ハドロンには、国や企業が商品バスケットやその他の実物担保資産に対してデジタル資産トークンを発行できる「バスケット担保商品」も含まれる予定だ。
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