米国に注力のCJ大韓通運、ジョージア州でコールドチェーン物流センターが稼働開始=韓国報道
米国に注力のCJ大韓通運、ジョージア州でコールドチェーン物流センターが稼働開始=韓国報道
物流大手のCJ大韓通運が米国ジョージア州ゲインズビルに、コールドチェーン(低温物流)機能を持つ大規模物流センターを構築し、運用を開始したと発表した。

2万4904平方メートル規模で造成されたセンターでは、製品別の多様な温度管理が可能だ。物流センターのうち約90%が冷蔵・冷凍製品を取り扱うコールドチェーン、ほかは常温物流に対応するスペースとなる。

温度を短時間で急速に下げる急速冷凍システムを導入し、迅速かつ効率的なコールドチェーンサービスを提供する。保管製品の品質管理のため、米国農務省による認証を受けるための検査室も完備した。

同センター付近にはノーフォーク・サザン鉄道が通るなど、立地も優れている。ゲインズビル周辺に建設中のジョージア内陸港が完成すれば、同州サバンナ港とつながるため輸送範囲が広がる。

CJ大韓通運は北米の物流市場拡大に積極的に乗り出している。カンザス州ニューセンチュリーには、2025年7~9月期の運用開始を目指し2万7000平方メートル規模のコールドチェーン物流センターを構築している。

このほかイリノイ州エルウッド地域には2026年上半期の完成を目指し、韓国海洋振興公社と共に官民共同の物流センターを建設中だ。



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