サムスン電子、1年間で「10兆ウォン規模」の自社株買いを公示

サムスン電子(005930)は株主価値向上などのために、計10兆ウォン(約1兆1136億円)の自社株買いをすると、15日に公示した。

サムスン電子はこの日に取締役会を開き、今後1年間にわたって計10兆ウォン(約1兆1136億円)の自社株を分割で買い入れる計画を議決した。このうち3兆ウォン(約3341億円)は3か月以内に買い入れて、すべてを消却することにした。

サムスン電子は今月18日から来年2月17日までに場内買い入れ方式によって買い入れる。消却する計画の自社株は普通株5014万4628株、優先株691万2036株だ。

残りの7兆ウォン(約7797億円)分の自社株に対しては、自社株取得のための個別取締役会時に、株主価値向上の観点から活用方法と時期などについて多角的に議論して決める予定だ。