15日、バンコクポストなど現地メディアによると、前日パタヤのバンラムン地域のマッサージ店で、韓国人男性A氏が店主を暴行した疑いで逮捕された。
店主によると、A氏は店を何度も訪れ、同意を求めずにライブ配信をおこなった。当時A氏が観光客だったので最初は見逃していたが、事件当日A氏が突然カーテンを開き、それにオイルマッサージを受けたていた別の客が驚いて、A氏に動画を撮らないよう警告した。
店主は当時携帯電話を持って撮影していたA氏を押し、A氏は店主の腕をつかみ床に倒れた際、肩が脱臼したという。店主の韓国人男性の知人もA氏に暴行され、鼻の骨が折れたと明らかにした。
さらにA氏は、このような騒動が起こる中でもライブ配信を続け、警察が来た後にようやく配信を止めた。
最近、タイでは韓国人男性のユーチューバーなどが不適切な放送を行うなど、問題が大きくなっている。このためタイでは、韓国人男性による不品行について、現地メディアによる批判的な報道が相次いでいる。
先月、タイで逮捕された韓国人の違法薬物犯罪者が、護送車や留置所からライブ配信を行い問題となった。また、昨年3月には韓国人男性が街中でタイ人女性に近づき、無断で撮影をおこない、批判を浴びた。
これに駐タイ韓国大使館は「同意を得ない撮影などは、個人情報保護および肖像権侵害などにより、タイ国内で処罰されること可能性がある」とし「不名誉な出来事によって国の品格を損なうことがないよう格別に留意してほしい」と呼びかけた。
それでもタイの女性と不適切な行為をする姿を生配信した20代男性が論議になった後、韓国裁判所1審で懲役6カ月執行猶予2年を言い渡された。
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