崔議長らは文部科学省前の路上で、太極旗と「独島は韓国領土だ」「日本は独島領有権の記述方針を即刻撤回せよ」というスローガンを書いたプラカードを掲げ20メートルほど行進した後、声明書と決議文を発表した。
声明は「4年前に島根県が独島の日を制定したのとは異なり、今回の解説書への独島領有権記述方針は政府が積極的に乗り出し露骨に推進したということで一層深刻」「歪曲(わいきょく)された教育を受けて育った日本の子どもたちが青年、壮年になった時に独島を取り戻すとして武力侵攻をしないと言い切れるのか」と主張した。歴史のねつ造であり、アジアの平和を踏みにじる反人類的な振る舞いだと述べ、福田康夫首相や文部科学相、官房長官らを非難した後、日本政府と国民に対し「ドイツから教訓を学び北東アジアの真のパートナーとして生まれ変わることを望む」と呼びかけた。声明と決議文を読み上げた後は、渡海紀三朗文科相との面会を要求した。
これに対し、日本の警察と政府関係者20人余りは建物の外で万一の事態に備えたが、日本の右翼団体との衝突など突発事態は起きなかった。
独島守護全国連帯は31日には首相官邸を訪れ福田首相との面会を要請し、抗議書簡を渡したい考えだ。
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