韓国歌手シンジが、<コヨーテ>の“紅一点”から“守り主”になった。最近発表したソロアルバムは、純粋に<コヨーテ>を維持するためのシンジの“苦闘”だという。ソロアルバムについては、「苦肉の策だった」と話す。

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「ジョンミンお兄さんが、昨年11月入隊した。まわりの人達は客員ボーカルを入れて活動すればどうかと言ったが、それは気乗りしなかった。ラッパーのペッカと2人でアルバムを出すのも、私1人が歌を歌うようで違うと感じた。ペッカがバックダンサーなわけでもなく。結局私がソロとして出ることになった」

シンジは、デビュー当時からソロ活動の提案をたくさん受けてきた。だが、実際1人でステージに立つのは今回が初めてのこと。芸能番組などで気さくな性格を見せてきたシンジだが、1人でステージに立つプレッシャーは、想像を超えるものだった。

去る3月、新人歌手ソンジェとステージに立ったシンジの緊張する姿が、放送を通じてそのまま電波に乗り、ファンたちから“ステージ恐怖症”と言われた。

シンジは、「なぜそこまで緊張したのか、いまでも理由が分からない。観客全員が私を見ていると思うと震えが止まらなかった。インターネットで大騷ぎになった、歌手なのに“ステージ恐怖症”だと。自分でも理解できないが、とても深刻だった」と話した。

しかしいまは、1人で立つステージにプレッシャーや恐怖心を感じなくなってきたという。<コヨーテ>のメンバー、キム・ジョンミンとペッカが応援を惜しまないためだ。キム・ジョンミンは、“姑”のようにシンジのステージを1つ残らずモニターしてくれているという。

また、写真が趣味のペッカは、シンジのアルバムジャケット撮影のために、日本まで一緒に来てくれた。化粧した姿が好きでないペッカの要望で、放送では見られないシンジの純粋な魅力がアルバムに込められた。

ソロ活動後は、『思いっきりハイキック』に続き演技に挑戦する計画もあるという。だが、何より優先なのは、<コヨーテ>の活動だ。キム・ジョンミンが除隊する頃、また1つに集まる計画だ。
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