北朝鮮、再びゴミ風船を飛ばす…今年31回目の挑発

北朝鮮がキム・ヨジョン（金与正）労働党副部長の発言を受け、再びゴミ風船を飛ばした。

　18日、韓国合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日未明から韓国に向けてゴミ風船を再び飛ばしている。今回の散布は、10月24日以来25日ぶりであり、今年31回目となる。

　合同参謀本部は「現在の風向きを考慮すると、韓国に向けたゴミ風船は京畿道および首都圏地域に移動する可能性がある」と警告した。また、「国民の皆さんは、落下物に注意し、落ちている風船を見つけた場合は触れずに、近くの軍部隊や警察に通報してほしい」と呼びかけた。

　この日、北朝鮮のゴミ風船散布は、韓国の民間団体が飛ばしたとされる北朝鮮に対するビラへの反発とみられている。北朝鮮は、「忍耐にも限界がある。最も忌まわしい者たちに対する我々の人民の怒りは天に届くほどだ。くずどもは代償を払うことになるだろう」として、ゴミ風船の散布を予告した。