１次リーグ敗退の韓国　最終戦は豪に勝利＝野球プレミア１２

【台北聯合ニュース】野球の国際大会「プレミア１２」は１８日、台湾の天母球場で１次リーグＢ組最終第５戦が行われ、韓国がオーストラリアを５―２で下した。ただ前日の１７日に日本がキューバに７―６で、台湾がオーストラリアに１１―３で勝利し、両チームがそれぞれＢ組１位、２位で２次リーグ進出を決めており、韓国はこの日の勝敗に関係なく１次リーグ敗退が決まっていた。韓国はＢ組６チーム中３位（３勝２敗）で大会を終えた。

　韓国はプレミア１２で第１回の２０１５年に優勝、第２回の１９年に準優勝したが、今回は屈辱の１次リーグ敗退に終わった。

　台湾が１８日のキューバ戦で負ければ３勝２敗で韓国と並ぶものの、勝敗同数の場合は直接対決の勝者を上位とするというルールにより、台湾が２位となる。韓国は１３日の台湾戦に３―６で敗れた。

　韓国はキューバとの第２戦に８―４で勝利した。第３戦では日本に３―６で敗れた。

　第４戦のドミニカ共和国（９―６）、第５戦のオーストラリアにそれぞれ勝利したものの、台湾、日本との対決での敗北が響いた。

　オーストラリア戦ではキム・ドヨン（ＫＩＡ）が２点本塁打を含む３安打４打点の活躍を見せた。