尹大統領はこの日、ブラジル・リオデジャネイロで開かれたG20首脳会議の第1セッションで「ロシアと北朝鮮間の軍事協力をただちに中断することを求める」とし「その不法性を国際社会が共に深刻に認識しながら、露朝軍事協力を中断することに力を結集しなければならない」と語った。
これに対し主要国の首脳たちも、露朝軍事協力を一堂に糾弾した。
尹大統領につづき発言した欧州委員会のウルズラ・ フォン・デア・ライエン委員長は「ウクライナ戦争が、ロシアにより国際食糧安保の脅威を加重させる結果をまねいている」と批判し、カナダのジャスティン・トルドー首相は「北朝鮮はロシアが行なっているウクライナ戦争に参戦し、国際平和をより悪化させている」と語った。
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は「北朝鮮は、ウクライナの領土主権を脅かすロシアと共に戦争に加担している」と指摘した。
午後の第2セッションでも、ドイツのオラフ・ショルツ首相や石破茂首相などが露朝軍事協力に対し糾弾した。
一方、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は今回の会議に参加せず、代わりに出席したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はウクライナ戦争に関する言及を避け、開発途上国と気候変動などについて発言したことが伝えられている。
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