当初警察は危険運転致傷の適用を検討していたが、最終的に道交法違反だけを適用した。これと関連して警察は「事件関係者の陳述と客観的な事実などを総合して、容疑の適用を判断した」と説明した。
警察によると、ダヘ氏は先月5日午前2時50分ごろ、ソウル・梨泰院の道路で車線変更中に後ろを走っていたタクシーと接触した。アルコール検査の結果、ダヘ氏の当時の血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08以上)を超える0.14だった。防犯カメラがとらえた当時の映像には、ダヘ氏がウインカーを出さずに車線変更を試みたり、ダヘ氏の服の袖をつかんでいた警察官の手を振り払うような動作をしたりする姿が映っていた。
ダヘ氏は事故から13日後の先月18日に警察に出頭し、約4時間取り調べを受けた。
タクシーの運転手は軽傷を負ったが、示談が成立しているという。
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