19日、メガスタディ教育が14日午後から18日午前まで84万件ほどの採点サービスデータをもとに修能問題の正解率を推定した結果、国語と数学領域で正解率50%以下の問題は17問であることが分かった。昨年実施された2024学年度修能で正解率50%以下の問題が29問だったという点を考慮すると、41.4%ほど減少した数値になる。
国語領域は正解率50%以下の問題が昨年の13問から今年は3問に、76.9%減ったと推定された。数学領域では、50%以下の問題が昨年の16問から今年は14問へと12.5%減少したことが分かった。国語、数学の両領域とも前年より平易になったとの意味に解釈される。
実際、試験が易しいほど下落する標準点数の最高点は、昨年の修能の国語150点、数学148点から今年は国語137点、数学145点とそれぞれ推定される。
反面、社会探求領域は正解率50%以下の問題が昨年の16問から今年は26問に62.5%増加したものと推定された。
入試業界では国語と数学領域の弁別力が下落し、社会探求領域が大学入試の当落に影響力を発揮するだろうとの見方をしている。
特に弁別力を確保した社会探求で点数が高かった受験生の相当数は、理工系への進学希望生たちが勉強量の少ない社会探求を選択した現象したものと推定している。
医学部の中でも社会探求の受験を許容する大学ができたため、社会探求で受けた高得点をもとに医学部に合格する受験生は少なくないとの展望が出ている。
メガスタディ教育入試戦略研究所のナム・ユンゴン所長は「国語、数学の場合、前年と比べて満点者が増えると予想されるなど、弁別力が下落した。最上位圏、特にソウル圏の医学部合格は社会探求領域の点数が左右するだろう」と展望した。続いて「定時募集の場合、医学部定員増員、無専攻選抜拡大などで上位圏合格ラインに大きな変化が生じるだろう。受験生たちはどの年よりも支援戦略を徹底的に立てなければならない」と強調した。
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