同委員会は、在日学徒義勇軍の朝鮮戦争参戦者数がこれまで知られていた内容とは異なり642人を超えることが分かったとし、参戦者の数や奮闘ぶりに関する正確な事実関係を把握し、祖国守護・愛国精神を教科書に反映させるよう関係機関に勧告した。
これに先立ち、同委員会は在日学徒義勇軍の朝鮮戦争参戦が歴史的に重要な意味を持つとして、調査を行った。
在日学徒義勇軍同志会会長の朴運旭(パク・ウンウク)さん(96)、元在日本大韓民国民団(民団)団長の故朴炳憲(パク・ビョンホン)さんら在日同胞の青年たちは朝鮮戦争勃発後、日本で自主的に学徒義勇軍を組織し、米軍や韓国軍に入隊した。
義勇軍は1950年9月に韓国入りした第1陣を皮切りに第5陣までの計5回にわたり参戦した。米軍に配属された一部は韓国軍に編入され、幹部試験に合格した後、将校や副士官として服務したことが調査で明らかになった。
韓国で除隊命令を受けた在日学徒義勇軍の約260人は1952年2月までに日本に戻った。しかし、同4月のサンフランシスコ平和条約発効後、日本政府から再入国を拒否された約240人は韓国に定着したことが分かった。
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