”タマネギ男”元韓国法相の新党が「尹大統領“弾劾”訴追案」を公開…最大野党は「様子見」
”タマネギ男”元韓国法相の新党が「尹大統領“弾劾”訴追案」を公開…最大野党は「様子見」
「タマネギ男」こと元韓国法相のチョ・グク(曹国)氏が代表と務める “祖国革新党”は20日、「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領弾劾訴追案」の草案を公開した。

一方、弾劾訴追のカギを握っている最大野党“共に民主党”(民主党)の指導部は、このことに関し「距離を置いている」状況である。

祖国革新党はこの日の午前10時、ソウルのクァンファムン(光化門)広場で記者会見を開き、115ページにわたる「大統領弾劾訴追案」の草案を発表した。

祖国革新党は今後ホームページを通じて草案を公開し、国民の意見を集めて最終案を完成させる方針である。

ただ、祖国革新党の12議席では弾劾訴追案が発議できないため、民主党の協力が必須である。

大統領弾劾訴追案の発議には国会在籍議員の半数(150議席)以上が必要で、可決には3分の2(200議席)以上が必要だ。そのため、弾劾訴追案の発議および可決のカギは「民主党」が握っていることになる。

一方、民主党内でも「尹大統領退陣」のための弾劾または改憲推進への声があがっている。ただ、民主党指導部は尹大統領の弾劾に対し距離をおき、様子をみている状況だ。

民主党指導部のある議員は「個人的には、その(尹大統領を弾劾する)気持ちに同意する」としながらも「『同意する』という表現ができないのは、民主党はこれまで3回の政権与党となり、この次の政権も担うべき政党であるため、あまり感情的に話すことはできない」と説明した。

つづけて「国民の世論が高まった時にこそ、その声を上げることができると思う」と語った。

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