中国と欧州結ぶ「中欧班列」、累計運行本数10万本突破=中国報道
中国と欧州結ぶ「中欧班列」、累計運行本数10万本突破=中国報道
中国・国家鉄道集団によると、中国と欧州を結ぶ「中欧班列」(国際貨物列車)の累計運行本数が15日の時点で10万本を突破し、発送貨物が1100万TEUを超えた。輸送貨物の総額は4200億ドル(約65兆円)以上にのぼっている。

2016年から2023年まで、中欧班列の年間運行本数は1702本から、10倍近くの1万7000本以上にまで増加した。一回の運送時間は当初90か月を要したが、現在は6か月まで短縮された。ことしの3月以降、8か月連続で単月の運行本数が1600本を超えている。

中欧班列はアジアと欧州のほぼ全域をカバーしている。中国国内では時速120キロの中欧班列運行路線93本が設置され、国内125都市と結ばれている。阿拉山口、ホルゴス、エレンホト、満州里、綏芬河、同江北の6ヵ所の通関地では、中欧班列の運行数が安定的に増加傾向を維持している。

中国国外では、欧州25カ国227都市とアジア11カ国100都市以上と結ばれている。

現在、中欧班列の貨物の種類は53分類5万種類余りにのぼり、年間輸送貨物総額が2016年の80億ドル(約1兆2000億円)から2023年には567億ドル(約8兆8000億円)にまで増加した。ことしはすでに580億ドル(約9兆円)に達している。
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