「BTSグッズ投資」5億ウォン販売詐欺…所属会社元チーム長に懲役刑＝韓国

人気グループ防弾少年団（BTS）のグッズ事業投資を名目とした詐欺行為を行ったビッグヒットミュージック所属元職員A氏が懲役刑を言い渡された。

韓国クァンジュ（光州）地法刑事12部（パク・ジェソン部長判事）は20日、詐欺（特定犯罪加重処罰法）の疑いで起訴されたA氏に対して懲役2年執行猶予3年を言い渡し、社会奉仕120時間を命令した。

BTSの所属事務所であるビッグヒットミュージックのチーム長として勤務していたA氏は、昨年6月、ソウル市ヨンサン（龍山）区の本社で、BTSメンバーのグッズ事業を行うよう装い、被害者を騙して計17回にわたり5億7600万ウォン（約6420万円）を騙し取った疑いを受けている。A氏は「BTSメンバーが入隊する前にソロ活動を行うが、その際にファンに配るグッズへの投資を募っている」と話し、詐欺行為を行ったことが明らかになった。

裁判部は「有名企業のチーム長という肩書きを利用し、事業投資金名目で多額の資金を詐取した罪は重いが、被害者に6億ウォン余りの元金以上を弁済した点を考慮し、執行猶予を言い渡す」と判示した。