”佐渡金山”追悼式が24日「開催」…韓国から「遺族・政府関係者」が出席＝韓国報道

朝鮮人強制労役の現場であった佐渡金山の労働者を追悼する行事が、今月24日に佐渡市で開かれる。

佐渡金山は日本による朝鮮植民地時代に約1500人の朝鮮人が動員され、強制労働させられた現場である。

日本の佐渡金山追悼式実行委員会は20日「佐渡金山追悼式を24日、佐渡市のあいかわ開発総合センターで開催する」と公式に発表した。

日本側からは、実行委員会の関係者・地方自治体の関係者・民間団体や中央政府関係者が出席する。

一方、韓国側からは強制労役者の遺族や政府関係者が出席する予定である。

韓国外交部（外務省）は「今回の佐渡金山追悼式は、ことし7月の佐渡金山ユネスコ世界遺産登録に関する韓日合意の結果により開催されるものだ」とし「日本政府の関係者も出席する中、韓国人労働者を含めた全ての労働者を対象に、追悼の意を表すことに意義がある」と伝えた。

つづけて「政府は、韓日間の合意により毎年開催される追悼式に希望する遺族たちが出席できるよう、支援をしてく予定だ」と説明した。

ただ、日本メディアが先月下旬に追悼式の日程を報道したが、予定日である今月24日の直前まで公式発表がないことから、「日韓両国が、行事の名称や出席者などにおいて対立している」という見方も出ていた。