被害者と知人に写真を送り付けた「仁荷大学ディープフェイク男」、控訴審でも実刑に=韓国
被害者と知人に写真を送り付けた「仁荷大学ディープフェイク男」、控訴審でも実刑に=韓国
インハ(仁荷)大学の在学生および卒業生のディープフェイク物を流布した男が控訴審でも懲役1年の刑を宣告された。

ソウル高等裁判所は21日午前、性暴力処罰法(虚偽映像物の編集・頒布など)違反、ストーキング処罰法違反などの容疑で起訴されたユ被告に懲役1年を宣告し、40時間のストーキング治療プログラムおよび性暴力プログラムの履修、児童・青少年および障害者関連機関への3年間の就業制限を命令した。

ユ被告は、「仁荷大学ディープフェイク事件」でテレブラムのチャットルームで合成した裸の写真などをダウンロードし、被害者と被害者の知人に送った容疑を持たれている。また、被害者にメッセージを送ったり電話をかけて嫌がらせをするなどのストーカー行為をした容疑も適用された。

1審裁判部は、「ユ被告は性的欲望または羞恥心を誘発させる形に編集・合成または加工された編集物などを被害者らの意思に反し他人に提供した」とし、「合成写真の内容と犯行経緯および動機、合成写真を配布した相手と被害者の関係などを考慮すると罪責は軽くない」と指摘した。

ストーカー容疑については、「被害者がこれ以上連絡しないよう警告したにもかかわらず、むしろ被害者と連絡を取り合った事実をテレグラムのグループチャットルームで誇らしげに話した」とし、「自分の行為が与える被害と影響について無感覚な態度を見せた」として懲役1年を宣告した。

2審裁判部はきょう、「控訴審で別の確定前科が発見され、これを反映するため職権により原審判決を破棄する」とし、「ただ、犯行内容や被害者から許しを得られなかった事情などを考慮すると、1審の刑をそのまま維持することにした」と明らかにした。
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