ビットコイン(BTC)の価格が9万4000ドルを超え、再び最高値を更新した。

21日午前8時43分、コインマーケットキャップ基準海外ビットコイン価格は午前11時頃9万4996ドルまで急騰し、9万5000ドル(約1472万円)をタッチした。

去る19日(現地時間)、米証券市場に上場したビットコイン現物ETF(上場投資信託)商品が効果を発揮しているという分析が出る。ブラックロック(BlackRock)のビットコイン現物ETF「IBIT」オプションは、同日ナスダックで取引を開始した。

また、20日(現地時間)は、ビットワイズのビットコイン現物ETF「BITB」とグレイスケールの現物ETF「GBTC」もオプション取引を開始した。

オプションとは、事前に定めた契約条件に基づいて一定期間内に商品や有価証券など特定の資産を売買する権利を付与するデリバティブ金融商品だ。基礎資産価格の上昇に賭ける場合は「コールオプション」を購入する。価格下落を防御する必要がある場合は、「プットオプション」を購入すればよい。

ブルームバーグのETF専門アナリストであるJames Seyffartは、X(旧ツイッター)を通じて「19日に取引を開始したブラックロックのビットコイン現物ETF “IBIT”オプション取引量が約19億ドル(約2944億円)を記録した。合計35万4000件の契約が締結された」とし、「このうち28万9000件はコールオプション(82%)、6万5000件はプットオプション(18%)だった。オプション取引により、ビットコインの最高値更新が可能だったようだ」と明らかにした。
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