ソウルの繁華街、明洞(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウルの繁華街、明洞(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの韓国法人は21日、世界138の主要都市の不動産賃貸料を分析した結果、ソウル・明洞の年平均賃貸料(1平方メートル当たり)は1031万9652ウォン(約114万円)で、9番目に高かったと発表した。

 賃貸料は前年比3%上昇し、順位は昨年と同じだった。

 1位はイタリア・ミラノのモンテナポレオーネで、前年比11%上昇した約3070万3966ウォンだった。2位以下は米ニューヨークの5番街、英ロンドンのニューボンドストリート、香港の尖沙咀、フランス・パリのシャンゼリゼ、日本・東京の銀座などの順だった。

 調査対象の138地域のうち、79地域は前年に比べ賃貸料が上昇し、19地域は下落した。40地域は前年と同水準だった。

 138地域全体でみると、賃貸料は4.4%上昇した。

 地域別では北米の上昇率が8.5%で最も高く、欧州(3.5%)、アジア太平洋(3.1%)と続いた。

 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの関係者は「明洞は外国人観光客の増加とさまざまなブランドのフラッグシップ店舗のオープンで空室が大幅に減り、賃貸料も漸増した」とし、「韓国カルチャーの拡大と外国人を対象とするアパレル市場の成長など、新たなトレンドが韓国リテール市場の成長をけん引する重要な要素として作用している」と分析した。


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