「ロバートチキン」ニューヨーク旗艦店が開業、調理ロボットが注文に対応=韓国
「ロバートチキン」ニューヨーク旗艦店が開業、調理ロボットが注文に対応=韓国
フードテック企業(ITを活用した食品サービス)のロボアルテが、米国ニューヨークにフライドチキン店「ロバートチキン」の旗艦店を開設したと発表した。

「ロバートチキン」ニューヨーク店は2フロアにまたがるが、現在は1階部分でロボットが調理する韓国式フライドチキンとサイドメニューを楽しめるようになっている。年内に開業予定の2階部分では、ロボットが作った韓国焼酎入りカクテルを韓国料理と共に提供する計画だ。

オープン初日は準備した食材をすべて使い切るほど好評だったという。調理ロボット3台が1時間あたり150羽を調理した。

ロボアルテは2018年の創業。飲食店に最適化した調理ロボットのシステム設計と開発を手掛ける。米国進出にあたっては2023年、全米衛生財団(NSF)から衛生・安全に関する認証を、韓国企業として初めて取得した。

「ロバートチキン」はマスターフランチャイズ契約を通じて、7月にメキシコシティ1号店を開業した。年内にはフィリピンのマニラへ、また2025年初めにはドイツのベルリンへ、それぞれ出店する。調理ロボットは米国のテキサス州とカリフォルニア州、英国などに販売しており、米国にある大学とも販売について協議中だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101