ユ氏はこの日、韓国メディア「メイル新聞」のYouTube番組『イ・ドンジェのニュースキャビネット』に出演。彼は、15日に韓国最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表に対する公職選挙法違反の1審有罪判決が下された後、城南都市開発公社開発第1処長を努めていたキム氏の遺族と電話で話したと述べた。
ユ氏は「キム氏の妻とは、たびたび連絡を取っている」とし、「15日に(有罪)結果が出た後に電話した際、(キム氏の妻が)『少しは慰めになった』と言っていた」と明らかにした。
続けて「家の大黒柱が一夜にしていなくなったので心が非常に痛む」とし、「キム氏の妻はトッポッキ(餅炒め)を売る軽食店で働いて生計を支えている」と状況を伝えた。
ユ氏は、キム氏が家族、特に子どもたちを非常に大切にしていたことを振り返り、「娘を非常にかわいがっていた」と述べた。キム氏の娘が今年、大学入試を受けたことも伝えられた。
15日の公職選挙法違反の裁判では、李代表に対して懲役1年、執行猶予2年の判決が下された。裁判所は、李代表とキム氏、ユ氏の3人がゴルフをした事実を示す証拠物を有罪の根拠として判断した。
オーストラリア・ニュージーランドの出張中にゴルフをし、一緒に撮った写真を証拠として、与党「国民の力」が「互いに知っている関係であった」と主張。しかし、李代表は大統領候補だった2021年のあるテレビ番組で、「団体写真の一部を切り取って捏造したもの」と発言した部分も有罪の根拠となった。
キム氏の遺族は、李代表の裁判に証人として出廷し、「李代表が成南市長だった時、二人が知らない関係であるはずがなかった」と主張した。
キム氏の息子は「2021年12月24日、クリスマスイブが父の葬儀の日だったが、その日(大統領候補だった)李候補はサンタクロースの衣装を着て出てきて踊った」とし、「その様子を80代の祖母がテレビで見て、胸をたたいて号泣した」と述べた。
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