日韓の公正取引委員会トップが東京で「会談」…新たな協力分野を模索

韓国公正取引委員会のハン・ギジョン（韓基貞）委員長は21日午後、東京で開かれた日韓競争政策協議会に出席し、日本公正取引委員会の古谷一行委員長と両国の最新競争政策や法の執行状況を共有した。

ハン委員長は「技術・経済環境の急激な変化により、世界の競争当局は多くの挑戦に直面している」とし「デジタルプラットフォームや人口知能（AI）・国民生活など、多様な分野で積極的な対応が必要だ」と強調した。

古谷委員長は「経済や社会の世界化とデジタル化などにより、競争政策の強化・競争当局間の協力の必要性が高まっている」とし「両国の協力関係の強化が必要だ」と語った。

韓国公正取引委員会の関係者は「類似した法・制度を運営している両国の競争当局が、今後新たな協力分野を模索して緊密な協力を続けていくために大きく役立つと期待される」と語った。