22日パジュ(坡州)で13年間自営業を営むAさんはイーデイリーに、「今月15日、自身を『キム・テス中尉』と名乗る人物が坡州方面で訓練があるとして兵士80人分の料理を注文した」とし、「嫌な予感がしたのでその日の夜に再び連絡先を確認してみると、プロフィール写真が変わっており、名前も『パク・ミンチャン』に変わっていたので詐欺だとわかった」と明かした。
幸いにもAさんは料理の予約を受ける前にこのような事実を知り、被害を防ぐことができた。Aさんは、「軍部隊の会食の件で団体注文を数回受けたが、普通は会計担当者が先払いをするのに先払いをしなかったのでおかしいと思った」とし、「到着の2時間前に決済を要求すると、現場決済でなければ困ると言ったので、注文を断った」と話した。
しかしAさんの他にも坡州市付近の自営業者が類似した手法で「ノーショー」被害に遭い、坡州警察署に通報していたことがわかった。坡州警察署はこの事件の捜査に着手した状態だ。
Aさんは、「このようないたずらをなぜするのかわからない。景気も悪く飲食店の店主らはみんな大変なのに本当に一生懸命やっている」とし、「いたずらで投げた石にも、カエル当たっては死んでしまう。必ず警察が捕まえてほしい」と訴えた。
これに先立ち、インチョン(仁川)市ヨンジョンド(永宗島)でも軍人を装ったノーショー詐欺の被害が発生している。今月16日、自営業者のオンラインコミュニティーには、プルコギ定食50人前の注文を受けた後に連絡が途絶えるという被害に遭った内容が書き込まれた。
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