wBTCの管理機関であるビットグローバルは「コインベースは、自らが発行したラプトビットコイン(Coinbase Wrapped BTC-cbBTC)の競争優位性を確保するためにwBTCを上場廃止しようとするものだ」と主張した。
コインベースは先月19日、wBTCが取引所の基準を満たせなかったという理由で、来る12月中に取引サポートを中止する計画を発表した。
ビットグローバル広報担当者はコインテレグラフに送った電子メールで「コインベースの今回の決定は、cbBTCを浮き彫りにし、wBTCという最も大きくて影響力のある競争相手を排除するための試み」とし、「明らかに競争優位を狙ったもの」と述べた。
これに対し、コインベースはwBTCの上場廃止がcbBTCを浮き彫りにするための目的という主張を否定し、これは自社の上場基準による通常の検討手続きによるものだと反論した。
コインベースは19日、X(旧Twitter)にアップした掲示物で「私たちは、取引所のすべての資産が上場基準を満たしているかどうかを定期的にモニタリングする」とし、「最近の検討結果、wBTCはもはや私たちの上場基準に合致していないため、2024年12月19日午後12時(米国東部時間)頃にwBTC取引を中断する予定」と明らかにした。
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