タダがカカオモビリティを提訴へ、公正取引法・個人情報保護法違反などで=韓国
タダがカカオモビリティを提訴へ、公正取引法・個人情報保護法違反などで=韓国
配車サービスを行うタダが同業のカカオモビリティを、独占規制および公正取引に関する法律(公正取引法)違反の疑いで、韓国公正取引員会に提訴する方針だ。同時に情報通信網の利用促進および情報保護などに関する法律(情報通信網法)と個人情報保護法への違反でも、内部での検討後、捜査機関などに告発する。

タダは2021年11月、大型タクシーの呼び出しサービス「タダ・ネクスト」のベータサービスを、2022年から正式サービスを開始した。ドライバーの加盟期間は3年で、11月25日から契約が終了し始める。これに対しカカオモビリティは契約期間が残るタダのドライバーに、自社への契約替えを勧めているという。

タダは96%以上の市場シェアを誇るカカオモビリティが、電話やメッセージを通じて有利な条件を提示しドライバーを誘致していると主張する。この過程で一部ドライバーの同意なく連絡先などの個人情報を収集し、過度な利益を提供して競争相手の人脈を誘引・採用する点が、個人情報保護法や個性取引法に違反するとみる。

一方カカオモビリティは、個人タクシーのドライバーからあった加盟の問い合わせに対する、正常な相談・営業活動だと主張している。公式の経路から合法的に確保した名簿を利用して情報を集めたという。
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