韓国外交部(外務省)はこの日、記者たちに「このような原則を基に、韓日両国双方の利益に合った両国関係発展のため引き続き努力していく」と伝えた。
これは「佐渡金山追悼式に対する日本の外交的 “欠礼”にもかかわらず、韓国政府は韓日関係発展への意思をあらためて示した」ということだとみられる。
この日、新潟県佐渡島で開かれた追悼式は、日本政府が去る7月のユネスコ世界遺産委員会で “佐渡金山世界文化遺産登録”の際、韓国の同意を得るため毎年現地で開くことを約束したことにより開催された。
本来、韓国政府と遺族は今回の追悼式に参加するはずであったが、日本政府の代表である生稲晃子政務官による過去の「靖国神社参拝」が問題化するなど日韓両国の異見調整がうまくいかず、開催前日に不参加を決定した。
一方、すでに日本に到着している韓国当局者たちと遺族9人は25日午前9時、佐渡金山ちかくの朝鮮人寄宿舎跡地で独自に追悼式を開催する。
この行事には、パク・チョルヒ(朴チョル熙)駐日韓国大使も出席する予定である。
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