ステーブルコイン発行会社テザー(Tether)が30億ドル(約4620億円)規模のUSDTトークンを追加発行した。

暗号通貨市場の取引量が増加する中、テザーはイーサリアムとトロンネットワークで30億ドル規模のUSDTトークンを発行したと明らかにし、11月現在、約1340億ドル(約20兆6409億円)規模のUSDTトークンが複数のブロックチェーンプロトコルで流通していると発表した。

アーカムインテリジェンス(Arkham Intelligence)のデータによると、イーサリアムブロックチェーンで20億ドル(約3080億円)規模のUSDTが発行され、トロンネットワークでさらに10億ドル(約1540億円)規模のUSDTが連続した取引で発行された。

Lookonchainによると、テザーは2024年11月8日以降、約130億ドル(約2兆26億円)規模のUSDTを発行した。24日、テザーのCEOパオロ・アルドイーノ(Paolo Ardoino)は「2025年、テザーは私たちの大胆なビジョンを実現するために超生産性(hyper-productivity)に到達しなければならない」と述べた。

ステーブルコインの取引量は、投資家やトレーダーが仮想通貨市場の関心度を評価する尺度としてよく使われる。多くのトレーダーは、新しく発行されたステーブルコインの取引量が多ければ多いほど、価格上昇のポジティブなシグナルとみなし、逆に低い取引量はネガティブなシグナルと解釈する。

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