ソウル市が早朝の自律走行バス運行を開始へ、来年は3路線を新設=韓国
ソウル市が早朝の自律走行バス運行を開始へ、来年は3路線を新設=韓国
ソウル市は「早朝同行自律走行バス」の運行を、26日から開始すると発表した。平日にトボン(道峰)山駅広域乗り換えセンターとヨンドゥンポ(永登浦)駅間をつなぐ路線番号「160」に自律走行を意味する「A(Autonomous)」をつけた「A160」という名称で運行を行う。

A160は、道峰山広域乗り換えセンターを午前3時30分に出発し、チョンノ(鍾路)、ヨイド(汝矣島)乗り換えセンターなどを経て永登浦駅まで続く、87停留所・25.7キロメートル区間を行き来する。

停留所に設置されたバス情報案内端末(BIT)で、A160の到着時間や空席情報をリアルタイムで確認できる。

安全のため着席して乗車する必要があるため、空席がなければ乗車できない。このため利用者は乗車前、バス前面に設置された「LED(発光ダイオード)座席表示機」もしくはBITで空席の有無の確認が必要だ。

当面の運賃は無料。同市は安定的な運行状況を確認した後、2025年下半期に有料とする計画だ。料金は1200ウォン(約131円)。

市は今後も、早朝自律走行バスの路線を拡大していく。2025年にはサンゲ(上渓)~高速ターミナル、クムチョン(衿川)~ソウル駅、ウンピョン(恩平)~ヤンジェ(良才)駅の3路線を新設し、10路線までの拡大を計画する。
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