韓国チョンジュ(清州)地方裁判所は25日、殺人容疑を受けている実母のA容疑者(30代)に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行った後、逃走の恐れなどの理由で拘束令状を発付した。
検察はA容疑者に夫に対しては扶養しなければならない家族がいる点などを理由に警察が申請した拘束令状を差し戻した。
先月10日、清州フンドク(興徳)区のある産後ケア施設で、生後1週間になる乳児が死亡したという実父による申告が受け付けられた。
窒息死したと判断されたBちゃんは腕に障害があり、死亡する直前まで両親とともに産後ケア施設内の母子同室で過ごしていたことが確認された。
事件当時、A容疑者夫婦は警察に「起きてみると娘がベッドにうつ伏せの姿勢で亡くなっていた」とし「枕を重ねて子どもを横に傾けて寝かせた」と供述した。
しかし、国立科学捜査研究院による剖検の結果、Bちゃんの死因は窒息であったことが把握された。
警察は新生児が1人で姿勢を変えることができない点などに注目し、A容疑者夫婦の携帯電話を押収して調査した結果、子どもを殺害しようと計画を立てた事実が発見されたと伝えた。
警察はA容疑者夫婦が体の不自由な子どもを故意に殺害したものと見て、捜査を続けている。
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