「AI教科書『教育資料』に格下げはできない」…教科書協会・発行会社が反対=韓国
「AI教科書『教育資料』に格下げはできない」…教科書協会・発行会社が反対=韓国
韓国で人工知能(AI)デジタル教科書を「教育資料」に格下げする法案に対し、発行予定会社が強く反発した。

 発行予定会社は「AI教科書が教育資料に格下げされ、選択が学校長の裁量に任されれば市場確保が不透明になる」として「1科目当たり少なくとも20億ウォン(約2億2,026万円)を投入する開発損失に発行会社が耐えられなくなる」と指摘した。

 韓国教育部は来年3月から小3・4、中1、高1の数学・英語・情報教科目にAI教科書を全面導入する予定だ。教育部は昨年10月「教科用図書に関する規定」を改正し、AI教科書を教科書として含めたが、法案を通じてこれを覆すという趣旨だ。

 教科書協会は「AI教科書は未来世代のための必須教育ツール」として「教科用図書の地位が確保されてこそ、学生のオーダーメード型教育を通じた教育格差解消、私教育費軽減など本来の役割を果たすことができる」と強調した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88