ビットコイン、大規模な清算・長期保有者の売却で急落

ビットコイン（BTC）の価格が長期保有者の売り、先物市場の清算などで急落した。

26日午前9時23分、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップで、ビットコインは前日同時間より4.07％下落した9万3848ドルを記録した。

先物市場で「ロング（買い）ポジション」が大規模に清算されたことと、長期保有者たちの売りが大きくなったことが下落の原因として挙げられる。

まず、ビットコイン価格が下落し、価格上昇を予想していた「ロングポジション」が大量に清算された。これにより、ビットコイン価格の下落幅もさらに拡大した。過去24時間、5億ドル（約77億円）を超える規模の先物ポジションが強制清算されたと推定される。

また、暗号資産データ分析企業グラスノードは、もう一つの下落の原因として長期保有者の売りを指摘した。

グラスノードは「6ヶ月から12ヶ月の間にビットコインを保有し、購入平均単価が5万7900ドル以下の人々が主にビットコインを売却した」と明らかにした。