これにより両社は合弁会社を設立し、手始めにサムスン物産が米国で開発している500メガワット規模の2次電池電力貯蔵システム(BESS)プロジェクトを手掛けることとした。LSエレクトリックは電力ソリューションの提供といった技術分野を、またサムスン物産は許認可取得などの開発分野を、それぞれ担当する。
LSエレクトリックはサムスン物産との協業で、日本と欧州に続き米国でもエネルギー貯蔵装置(ESS)用電線の供給を増やしたい意向だ。一方サムスン物産はこれまでの3年間、急成長している米国の太陽光発電事業の拡大に本腰を入れる。
今回のプロジェクトを含め、サムスン物産による米国での太陽光発電・ESS開発案件は、17.4ギガワットに達する。2022年には豪州に進出したほか、2024年9月にはドイツに再生可能エネルギー関連会社を設立するなど、エコ事業を積極的に展開中だ。
一方LSエレクトリックは日本の電気設備会社、九電工とMOUを締結。英国では発電所にESSを設置するなど、事業拡大に乗り出している。
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