朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた新潟県の「佐渡島の金山」の労働者追悼式を巡る問題について、韓国外交部は26日、同部の当局者が25日に在韓日本大使館側に遺憾の意を表明したと明らかにした。同部は記者団に対し、「この問題がこれ以上不要な対立へと飛び火せず、個別事案として管理できるよう緊密に意思疎通することを(日本側に)要請した」と説明した。
◇北朝鮮 韓国が建設した送電塔も撤去か
韓国軍は26日、北朝鮮の兵士数人が24日から、韓国とつながる陸路・京義線周辺の送電塔の電線を切断していることを確認したと明らかにした。送電塔を撤去する作業の一部と軍はみている。送電塔は南北経済協力の象徴だった開城工業団地に電力を供給するため、2006年に韓国電力が建設したもの。20年6月に北朝鮮が同団地の南北共同連絡事務所を一方的に爆破してから電力供給は行われていなかった。
◇鉄道・地下鉄労働者ら7万人 来月全面ストへ
鉄道・地下鉄の労働者と、学校の給食や警備、環境美化などを担う教育公務職の労働者計7万人が来月5~6日に一斉にストライキを実施する。全国鉄道労働組合(鉄道労組)、ソウル交通公社労組、全国教育公務職本部など四つの労組が発表した。鉄道労組が5日から無期限の全面ストライキに入り、6日にソウル交通公社労組などソウル地下鉄の労組と全国教育公務職本部がストを実施する計画だ。
◇テスラEV 航続可能距離表示より実走行距離34キロ短く
韓国消費者院が韓国自動車大手の現代自動車と起亜、米電気自動車(EV)大手テスラの3社のEVについて走行可能距離の検証を行った結果、フル充電時の実走行距離はメーターの航続可能距離表示より大幅に短かった。気温18度で実施した試験で、現代と起亜は表示された距離と実走行距離の差が1~2キロだったのに対し、テスラはおよそ34キロ短かった。氷点下1度では起亜が22キロ、現代が35キロ、テスラは120キロ短かった。
◇大韓体育会長 3期目挑戦へ
大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長が次期会長選挙に出馬する意向であることが分かった。2016年に初めて選任された李氏は現在2期目。任期終了を前に、候補者登録に関する意向表明書を26日に提出した。会長選挙は来年1月14日に実施される。
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