これは、韓国のデータコンサルティング企業“PMI”がことし5月、満18歳以上の男女3000人を対象に実施した調査の結果である。
ただ、今回の調査は俳優チョン・ウソン氏(51歳)が婚外子の存在を認めたことにより、韓国社会に「非婚出産」が話題になる前に実施されたものである。
この調査の結果によると、回答者の30.3%が「非婚出産に賛成する」と答えた。
特に、20~30代の回答者の35%以上が非婚出産に肯定的な態度を示した。一方、60代以上の賛成の割合は20.8%であった。
また、結婚せず同居だけをする「非婚同居」について57.1%が肯定的に考えていることがわかった。
これもやはり、20代(74.2%)と30代(67.3%)の肯定的な割合が高く、60代以上は35.7%であった。
結婚後の婚姻届については、回答者の38.4%が婚姻届を出さないことに肯定的だが、61.6%は「婚姻届は結婚の必須手続きだ」と考えていることがわかった。
PMIのチョ・ミンヒ代表は「非婚出産に関する認識の変化は、韓国社会の構造的変化を反映した結果だ」とし「このような変化の主要な原因としては、伝統的な結婚観の弱化・経済的不安定さ・男女平等に関する認識向上などがあげられる」と説明した。
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