12月の景気展望は、業種別で好不調が分かれた。製造業は89.9となり、88.5だった7月以降5か月ぶりに90を下回った。同協会は国内市場の停滞長期化により製造業による製品の供給が5四半期連続で減少するなど、見通しが悪化していると明かした。
一方で非製造業のBSIは前月比プラス12.6の105.1と、5か月ぶりに回復した。年末の需要増加などを受けた業界の期待感が展望値に現れた。
製造業の詳細を見ると全10業種中、自動車およびその他運送装備(105.7)が唯一楽観的な展望となった。飲食物・たばこおよび医薬品(いずれも100.0)を除外した業種はいずれも悪化するとみている。
非製造業では、電気・ガス・水道(126.3)、余暇・宿泊・外食(123.1)などの展望値が高かった。
分野別では、国内景気(98.4)、輸出(97.3)、雇用(94.3)、投資(89.9)など全分野で不況との見通しだった。とくに国内景気と輸出、投資は5カ月連続の不振となる。
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