尹大統領は、ウメロフ国防相を団長とした特使団の一行を歓迎し「北朝鮮のロシア派兵など露朝軍事協力による安保脅威に対処するため、韓国とウクライナが実効的な対応策を講じていくことを願う」と語った。
ウクライナ特使団は尹大統領を礼訪した後、大統領室のシン・ウォンシク(申元植)国家安保室長やキム・ヨンヒョン(金龍顕)国防相に会い、両国間の協力について話し合った。
ウメロフ国防相は「『露朝軍事協力の高度化に対応するため、韓国との協力案を積極的に模索してほしい』というゼレンスキー大統領の指示により、国防省・外務省などで構成された政府代表団を率いて韓国を訪問した」とし「最近多様なチャンネルを通じて、両国間の緊密な意思疎通と協力が成されていることをうれしく思う」と語った。
つづけて「韓国政府の多様な支援が、ウクライナ国民にとって実質的に役立っている」として、韓-ウクライナの緊密な連帯に謝意を表した。
また、最近のウクライナの戦況や北朝鮮派兵軍について説明し「ウクライナはかつてない危機に対応するため、NATO(北大西洋条約機構)やEU(欧州連合)の加盟国たちをはじめとした全世界の主要国たちとの安保協力を拡大している」とし「これから韓国との様々な協力を強化していくことを希望する」と語った。
韓-ウクライナ双方はこの日、北朝鮮のロシア派兵や露朝間の武器・技術移転に関する情報共有を続けながら、友邦国たちと協力していくことで意見が一致した。
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