李代表はこの日の午後、ソウル市ヨイド(汝矣島)のある食堂でイ・ソギョン(李石淵)元法制処長に会った席で「永久的に一方の集団が継続して執権することはできない。大韓民国の民主共和国体制では、いつかは交替するしかなく、報復すればより大きな報復を呼び起こす」とこのように述べた。
李代表は「最近、私はその考えにかなり固まっている。政治家の、特に委任された権限の行使者である国民の代理人、主権代理人の最高義務が統合ではないか。対立を最小化し、国家共同体の中で一緒に生きていくようにする統合と包容が大きな責務なのに、これを妨げる最も大きな危険要素が報復だ」と指摘した。
李代表は、李前処長が「復讐の連鎖を断ち切らなければならないが、政権を握ったら『復讐、政治報復の連鎖を断ち切る』という宣言をするつもりはあるか」との質問に「宣言ではなく当然のこと」と答えた。
さらに「それは私の基本的な考えである。そのようなことを宣言すること自体が傲慢(ごうまん)に見えるかもしれないし、誰かがやめなければならないが、機会があれば当然、私の段階で断ち切る。そうでなければ、みんながさらに不幸な状況になる」と繰り返し強調した。
李前処長は「政治報復を最も多く受けた方が大統領になった時に断ち切らなければならない。故キム・デジュン(金大中)元大統領が和合を通じて断ち切った。李代表が政治報復を受けているため、その場で断ち切るべきだということを申し上げたい」と伝えた。
李代表は「具体的にさらに申し上げることはオーバーすることでありうるので、どうとも言えないし、私の明確な今の考えは断ち切らなければならないということ」と述べた。
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