大統領室
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大統領室は29日「野党は民生を徹底的に無視したまま、前代未聞の立法暴走と弾劾乱発で国政を破壊する行為をただちにやめなければならない」と強く批判した。

チョン・ヘジョン大統領秘書室報道官はこの日、ヨンサン(龍山)大統領室でブリーフィングを通じて、共に民主党の監査院長に対する弾劾訴追推進について「憲政史上初めてのことで、憲法秩序の根幹を毀損するもの」とこのように述べた。

チョン報道官は「監査院の憲法的機能を麻痺させれば、その被害は国民にそのまま及ぶ。職務独立性のある監査院に対し、野党の思いどおりに結果が出なかったと弾劾するということは政治的弾劾だ」と主張した。

イ・チャンス(李昌洙)ソウル中央地検長をはじめとする検事弾劾推進についても「明白な報復弾劾だ」と規定した。

チョン報道官は「野党関連の捜査および裁判をやめさせる目的で検事を弾劾するというもので、司法体系無力化の試みとしか思えない。野党防弾のために弾劾するということだ」と批判した。

常設特検規則改正案についても「試合に出場しなければならない選手がゲームのルールと審判を自分の好みに合わせて決めるということだ。特検捜査がどれほど政治偏向的に進行されるか、十分に予想される」と述べた。

米の価格が基準価格から暴落したり、暴騰した場合、政府が超過生産量を買い入れるようにする内容の糧穀法についても「生産者団体まで懸念している法案だ。米の供給過剰を固着化し、長期的に米の価格下落を深刻化させる副作用がある」と批判した。

野党は糧穀法と共に農水産物流通および価格安定に関する法律、農漁業災害対策法、農漁業災害保険法改正案も通過させた状態だ。

チョン報道官は「既に廃棄された法案を再び通過させ、再議要求権を誘導しようとする意図と見られる。残りの法案はすべて財政負担と需給不安の深化、発展に役立たない弥縫(びほう)策、『農業をダメにする4法』と呼ばれるほどだ」と述べた。
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