外国人バス運転手への就業ビザ発給　政府「難しい」＝韓国

【ソウル聯合ニュース】コミュニティーバスの運転手として外国人を採用するため、韓国・ソウル市が非専門就業（Ｅ９）査証（ビザ）の発給対象に「運輸業」を含めるよう政府に申し入れたことについて、雇用労働部は１日、「受け入れは難しい」との立場を示した。

　同部の関係者は、外国の大型免許所有者にＥ９ビザを支給するためには法令の改正が必要だと説明したうえで、道路システムや交通法規が異なる外国の免許をそのまま認めるのは難しいとの見解を示した。

　ただ、長期的な課題としてＥ９ビザの発給対象に「運輸業」を含めるかどうかを検討するという。