手当を狙って後輩たちにマルチ商法を強要し、お金を奪った10代が実刑を宣告された。

チョンジュ(清州)地裁刑事4単独のカン・ヒョノ部長判事は、強要、恐喝などの疑いで起訴されたA(17)少年に懲役長期6か月、短期4か月を宣告したと明らかにした。

A被告は今年1月から3月まで後輩のB(14)君など11人にマルチ商法サイトの新規会員登録を強要したり、未遂に止まった容疑で起訴された。新規会員紹介手当を狙ったのだ。
また他にも後輩6人を脅迫し、4万1,000ウォンを受け取った容疑もある。

清州のある校内暴力サークルの一員であるA被告は、自分の言うことを聞かないと学校に行くように被害者を脅迫したことが分かった。

A被告は昨年9月、特殊窃盗罪などで懲役1年2か月執行猶予3年を宣告されたが、再び犯罪に手を染めた。

カン部長判事は「被告人の犯行内容と経緯に照らしてみると罪質が良くなく、被害者から許されてもいない」とし「ただし犯行を認めて反省し、一部被害者のために刑事供託した点などを考慮した」と量型理由を明らかにした。
A被告は判決を不服として控訴している。

一方、少年法により19歳未満の少年については、刑量を長期と短期に分けて宣告することができ、教化目的が達成されたと判断した場合、短期刑以上服役すれば釈放が可能だ。
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