韓国の合同参謀本部によると、この日の午前9時35分ごろから午後1時53分ごろまで、中国の軍用機5機とロシアの軍用機6機が日本海(韓国名:トンへ・東海およびナムへ・南海)のKADIZに進入した後、離脱した。領空侵犯はなかった。
合同参謀本部は「わが軍は中国およびロシア軍用機がKADIZに進入する前からこれを識別し、空軍戦闘機を投入して偶発状況に備えた戦術措置を実施した」と伝えた。
韓国国防部(省)は、ウ・ギョンソク地域安保協力タスクフォース長がこの日の午後、駐韓中国国防武官とロシアの国防武官に電話で抗議したことを明らかにした。
韓国国防部は「中国とロシアの軍用機が事前連絡なしにKADIZに進入し長時間飛行したことに対し遺憾を表明し、このような行動が不必要に域内の緊張を高める要因になることから、再発防止のため適切な措置をとることを強く求めた」と説明した。
一方、中国国防省はこの日SNSの公式アカウントを通じて「中国軍とロシア軍は、連合戦略巡察を実施した」と伝えた。
2019年から中国とロシアは連合訓練などを名目に、年間1~2回ほど軍用機をKADIZに進入させているが、これまで事前連絡はない。
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