こうした状況を受けロッテ精密化学は7~9月期、ロッテグループの化学関連会社が軒並み赤字だったなか先端素材関連企業と共に黒字を記録するなど好調だ。
ロッテ精密化学の全体の売上高に占める苛性ソーダの売り上げは、現在10%程度。7~9月期の苛性ソーダの売上高は前期比増となる420億ウォン(約45億1295万円)に達した。
これと関連しロッテ精密化学は2018年からセルロース生産ラインの増設を進めている。現在は790億ウォン(約84億8866万円)をかけて、2025年4~6月期までの予定で医薬品用セルロース工場を増設中だ。増設後は年産能力が従来の3900トンから1万トンへと増加し、同社もセルロース分野において世界トップの医薬品用セルロースメーカーとなる。これに先立ち同社は10月、世界1位の医薬品用セルロース流通企業である米カラーコンと1兆ウォン(約1074億5140万円)規模の流通契約を締結していた。
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