両首脳は会談後、両国間の包括的パートナーシップ関係樹立に関する共同声明を採択した。
キルギス大統領が韓国を公式訪問したのは、2013年以来、約11年ぶり。
大統領室は国交樹立から32年となる両国が「包括的パートナー関係」を樹立することにより、両国関係が新たな飛躍を模索することになったとし、「豊富な水資源や鉱物を保有するキルギスと再生可能エネルギー、エネルギー効率、サプライチェーン(供給網)分野の協力を強化できるだろう」と評価した。
両首脳は会談で貿易・投資、開発協力、エネルギー・供給網など多様な分野での協力強化を確認し、朝鮮半島情勢と関連して北朝鮮の非核化が朝鮮半島だけでなく世界の平和と安定に寄与するという認識で一致した。
また北朝鮮に対し国連憲章と国連安全保障理事会決議による義務を順守するよう求めた。
両首脳は会談後、貿易投資促進フレームワーク(TIPF)の了解覚書など10件の協力文書の署名式に出席した。
TIPFは通商・産業・エネルギー分野における協力の原動力確保と韓国企業の市場参入の機会拡大を図るための拘束力を持たない業務協約。韓国政府は相手国に合わせた包括的な協力を強化するため積極的に活用している。
Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40