金海国際空港に「Kラーメン体験店舗」を開設、来年6月まで運営＝韓国

食品大手の農心が韓国空港公社、コンビニエンスストア「CU」を運営するBGFリテールと提携し、キムヘ（金海）国際空港内に「K（韓国）ラーメン」の体験型店舗を開設したと発表した。韓国の空港で、インスタントラーメンを食べることができるスペースを設けた店舗は今回が初めてとなる。

金海国際空港は、韓国に7か所ある地方空港における国際線の利用顧客、合計約1500万人のうち、半分近い728万人が利用するなど海外と韓国とを結ぶ主要な玄関口となっている。

農心は「Kラーメン体験店舗」を、同空港の国際線と国内線にそれぞれ1か所ずつ開設し、2025年6月まで運営する予定だ。

国際線エリアには「『チャパゲティ』軽食店」をコンセプトとした、ミニポップアップストアを設置した。「チャパゲティ」のキャラクターと共に写真撮影ができる「フォトゾーン」のほか、ハガキを書いて送付できるポストを設置。農心のインスタントラーメンだけでなく、「CU」で販売している「チャパゲティ」コラボのり巻きなどの食品も取り扱う。

国内線エリアの店舗はさまざまな袋入りインスタントラーメンを食べることができる無人店舗とし、インスタントラーメン30種を並べた。サイドメニューとして卵やキムチ、のり巻きも販売する。